20091031

とても穏やかな日



大変に忙しかったころ、
ボクは日本中をグルグルぐるぐると移動し続けていた。
朝、地下鉄に乗って、モノレールに乗って、
飛行機に乗って、JRに乗って、
特急バスに乗って、船に乗って、タクシーに乗って
新幹線に乗って、
東京と大阪、徳島、兵庫へと渡り、
日帰りしたことがある。
通常乗ることのできる乗り物に
一日ですべて乗り尽くした

そんなある日
飛行機に乗っていたとき
うつろうつろしながら目が覚めたら、
何も音が聞こえなくなっていた
小さな窓から穏やかな太陽の陽が差し込み
周りの人々はにこやかに会話をしている
なんども「夢ではないか」とも考えたが
夢ではない
なんだかふんわりして穏やかな感覚になった
なんだかとても幸せな気分・・・
でも、何も聞こえない
「もしかしたら俺は死んだのではないか」
「これは幽体離脱ではないか」
怖くなって生唾を飲み込んだら
バリッといって耳が鳴った瞬間に
音が聞こえる様になった
単なる空気圧のいたずらだった

その飛行機で一瞬味わった
「ふんわりして穏やかな感覚・・・」を
今日このごろ感じている

もしかしてこの感覚は・・・
今度こそ幽体離脱かもしれない

20091029

穏やかな一日



久しぶりの徹夜。
なんだかおバカだ・・・
本日の編集のために結構時間があったのにもかかわらず、
必ず最後は徹夜してしまう
もう癖になっているんだろうな

今日は昨日からの気持ちが持続していて
妙に気持ちがいい

実はここ数日、一日が長く感じられる
まぁ、過ぎ去ったら早く感じるのだけれども・・・

11月の1日に、お楽しみなことがある
なんだか待ち遠しくて
それまでの期間が長く感じられるのかもしれない

そうだ!
年齢を重ねると時間が経つのが早く感じられるのは、
子供のころ感じていたワクワクやドキドキが
なくなるからなのではないだろうか

アインシュタインの言う通りだ・・・
彼はこう言っている
「恋人と過ごす時間は早く過ぎ去り、
イヤな時間は長く感じられる」と。

20091028

幸せな朝



今朝、小さな幸せを見つけた。
前から気になっていた喫茶店に入ってみたのだ。
そこはまるで昭和40年代から
時間が止まっている様な錯覚を覚えるほど、
懐かしい内装と店内の雰囲気だった。

古き良きアメリカンポップスが
古いスピーカーから心地よいボリュームで流され、
マスターが・・・これまたかっこ良い・・・

ホワイトクリスマスが聞こえてきた時は
思わず涙が出そうなほど素敵な気持ちになった。

注文をした際にちょっと様子が違うことに気付いた
もしかすると耳が聴こえないのではないか・・・と。

そんな思いでモーニングを食べ終え、
お金を払おうとした時、
マスターには首から一枚の札がかけられていた。
「私はお話ができません、でも耳は聞こえます」
というものだった。

お金を払いながら
「幸せな時間を過ごせました・・・ごちそうさま」と
言うと、マスターは「プッ」と吹き出しながら
笑顔でボクを送り出してくれた。

なんだか、幸せな気持ちで一杯になった。

20091024

ひょん

ひょんなことに、このあいだ地震の統計を見た。
実は、日本界隈では毎日の様に地震が起きている。
太平洋ではM7や8など当たり前の様に
起きているのだ。(日本海溝あたりか)

これじゃぁ、いつ日本列島、
まして東京にそうしたクラスの地震が起きても
不思議じゃないし、
東海沖地震だって起こりうるな・・・
と思った。

さて、その時のためにどんな備えが
必要なのかをあらためて考えた。

やっぱ一番に携帯か・・・
たしか、手回しで充電できるやつあったな・・・
人間は慌てると、とんでもなく
意外な行動に出るから気をつけないと・・・

20091015

はんつ遠藤



ラーメンの師匠はんつさんに、いま会ってきた。
めったに東京で会うことはないので、
妙に照れくさい。

実は今度人形町で、ラーメン店を開くことになっている。
味噌味を担当するのは京橋の人気店「ど・みそ」、
そして我らがはんつさんは、醤油味を担当するらしい。

ますます活躍している。
はんつさんと知り合ったのは5年前。
いまや押しも押されぬ、不動の地位を築き上げた感がある。
すごい成長だ!
負けてはいられません!

20091011

かほん



このあいだ友人の誕生会に呼んでいただいた席で、
見事にタッピングギターを弾く若者がいた。
かれはプロなんだけど、悔しかった!!!

それまでは一体なんだったのか・・・と
言うくらいすべてを持ち去っていった。

ならば、練習するぞ・・・挑戦だ!

・・・とその前に、まずはカホンと言う楽器に
目覚めようとしている。

なんだ、この箱は・・・
カホンだ。

コイツをうまく操れる様になったら
タッピングギターに挑戦しようと考えている

20091007

人生など



人が生きる・・・
人生など、それほど難しいことではない、
それほど簡単ではない

人生など、それほど苦いものではない、
それほど甘くはない

生き抜くことは安易ではない・・・
生き抜くことは難儀ではない・・・

生きようとすることは、困難である
生きようとすることは、困難である

身の回りは奇麗な方が良い・・・
奇麗に生きるなんて、困難である

生きているもの、腐ることもある
カビも生える

人生など、カビと、腐りとの闘いである

しょげても明日はない

また日は昇る

命に限りがあることは有り難いこと

だから・・・
生きるチカラが湧いてくる

20091005

レンダリング



編集作業の途中や最後に、
どうしてもやらなければならない作業に
レンダリングがある。

「おまえはちゃんとやっているのか!」と
声が出るほど、時間がかかる作業だ。
いやなに、PCが勝手にやってくれるから
いいのだけれど・・・

実はボク自身の頭脳にも
レンダリングの時間が必要な時がある。

最近、目が悪くなったせいか、
本や資料を読むのも面倒くさい。
それによって、
いままで脳みそに貯めてきた
古い知識を掘り起こして、
いま目の前にある事象に
照らし合わせるのだ。

理解するため、
多少のレンダリングが必要だ
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