20131226

指でイケテタ・ポケットティッシュという話

自宅マンションのポストの数字を忘れて3か月間、
開かずのポストボックスだった。

3か月前、不動産屋に行って「教えて」と言ったら
「管理人へ聞いてくれ」とのこと。

管理人に言ったら管理会社へということで、
今朝思い立って管理会社へ電話した。

すると「不動産屋に聞いてくれ」と抜かしやがった!

不動産屋→管理人→管理会社→不動産屋???

「おまえ!ふざけるなぁ」と叫んだら
「よく本人を装ったウソの電話」がくるらしい。

「馬鹿!それはそっちの都合だろ!オレのせいじゃない」
と怒鳴りつけてナンバーを聞き出した。

いよいよ、3か月ぶりのポストオープン

それまで3か月、隙間からボクの短い指を押し込み
痛みをこらえ必死の思いで人差し指と中指で
郵便物を慎重に挟み込むように取り出していた日々。

なんども失敗を重ね、
泥棒に見間違いされないようスマートに・・・

ようやく最近になってそのコツを覚えつつあった

それがまるでウソのように
ポスト全開で溜まった郵便物が
取り出せるのだ

何か重要なものはないか
思いがけないプレゼントはないか
現金の投げ入れはないか

ワクワクしながら感極まって開けてみると

ピザや不動産、墓、カツラ、コンタクトレンズ・・・
チラシの山しか入ってなかった
ザンネンムネン

結局大事なものはすべて
隙間から差し込んだこの短い指が
取り出していたことになる

「なぁんだ、指で結構イケテタんじゃん」

成果は
時々チラシの間からチラ見えしていた
ポケットティッシュ3つだった



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