20131129

ロシア風日本人になった話


モスクワ大学はまるでお城のような建物だった

この大学のジンチェンコ教授を訪ね、
「記憶を失わないDNA」を取材しにいった


夜になり正門が閉じてからの時間、
構内に入ろうということで教授とボクは
警備室の前を通ることになった

教授はもちろん顔パスだったが
すぐ後ろを歩くボクを警備は呼び止めた

警備員「この怪しい東洋人は誰だ?」
教授「あぁ、コイツは日本人でババコフ」という奴だ
警備員「そうか、じゃぁ入ってよし」

教授室に入ることが出来てボクはすぐに質問をした

馬「さっきはなんと言われたの?」

教授「お前の名前を聞かれたからババコフだと答えたんだ。
悪いなぁ、ロシアじゃオバァさんのこと ババ と呼ぶので
お前は男だからロシア風にコフを付けたのさ」

へぇ〜って

ロシアでもババァというそうだ

それにしてもあの警備員
なぜボクが日本人なのにロシア風の名前がついているんだ?
と疑問に思わなかったのかなぁ


Babakob=それからしばらくの間、
ボクはババコフを名乗ることになる


残念な英語


以前、日本全体、特に東京における
水害について番組を作ろうと思い
海抜 0メートルの地域をリサーチしていた

海抜 0mと言えばオランダだ!と調べていると

オランダにものすごい水門があることが解った
Maeslantkering

調べていくうちにオランダには
そもそもはじめから水の上に浮いている家があるというのだ



これはすごいと思って英語で長文のメールを送った

まずはプロフィールで日本のテレビ番組制作者だ…と
ここまでは良かった

長文になりそうなのでネットの翻訳機能を使いながら

「オランダは世界で最も水難の多い国であり、
それは誠に残念であるが、すばらしい家があるじゃないか
ぜひ取材をさせて頂きたい」と
翻訳した文章に多少手を加えながら書いて
その家を作る設計会社にメールで送った・・・つもりでいた

全然返事がないから

まてよと思い
その英文を逆翻訳にかけて日本語で読んでみた

するとすごい文章になっていた

「オランダが水害になるのは、日本に住む私のせいだ
でも、オランダにすばらしく残念な水に浮かぶ家がある
ぜひ私にやらせてくれ!」

これじゃ返事来ないです











20131128

コザのまちなかよし99


さっぽろのテレビ塔のお天気カメラを覗いたら
北海道は雪が降って道路以外は白くなっていた
その映像を見ていると冬がきたんだと、つくづく思った

何年か前の1月ころだったか

沖縄コザの商店街でこんな絵を見かけた
落書きではないと思うがじつにかっこいい

「コザのまちなかよし99」

この絵とタイトルの関係がいまいち解らないけど
楽しい気分にしてくれた

札幌にも帰りたいけど
ヒマと金があったら沖縄にも行きたい




20131127

胸が大きすぎて困ること・良いこと





なるほど・・・
こういうことだったのか

「一体その中身はなんですか?」と
思わず聞きたくなるような人っているもんな

胸が大きくて困ったことはありませんか?って

いくらボクでも
そんなことは聞けないもんなぁ

でもこのVTRをみて
納得できました

こういう楽しい仕事が良いなぁ






天地真理


「てんちしんり」ではない・・・天地真理だ

中学校のとき「明星」という大流行した雑誌があった
その付録についていたsong bookに
「真理のギター教室」というのがあった

それを目にしたボクはどうしても
天地真理の曲を弾きたくて
とにかくギターを買ってくれとオヤジをまくしたてた

そうするとオヤジの友人である加藤さんが
「オレギターあげる」と気前よくくれたのが始まりだった

早速、楽器屋さんに行ってチューニングを暗記して
家でギターの弦に命を与えた

そうかそうかと、日に日にギターが弾けるようになった

天地真理のおかげである



まさかこんなことになるとは思わなかった

ボクがギターを弾けるようになったのは
雑誌「明星」のおかげである





キョロキョロブチュッ


ロシアではボクに負けないほどのインチキな
コーディネーターがいた

日本料理店を営むその男は
「アシタカラ リョウリテンノ テツダイ イク ・ドーブラエウトラ」
馬「それはこまる」
「ソレガ ボクノ シゴト・スパシーバ」
と言って以来、トンヅラしやがった

仕方ないからボクはひとりでロシア語辞典を持って
ひたすらモスクワ中をかけずり回った

写真は地下鉄に通じるエスカレーター
とにかく深いところまで掘ってある

噂によるとロシアの地下鉄は
核攻撃に備えたシェルターにもなっているそうだ

これが・・・すんごいスピードで上下している
乗ってみると「おっと」と言ってのけぞるほど早い
日本のおじいちゃんやおばあちゃんでは乗れないだろう

運賃はどこまで行っても日本円で15円程度

暇を見つけて始発から終着まで冒険をしていたら
インチキコーディネーターが料理屋をやっているという駅を見つけた

駅を降りて日本料理屋を捜したが見つからず
駅前をキョロキョロしていると
女ホームレスが寄ってきた


「わたしゃビールのみたい、あんたおごれ」と
言ったかどうか解らないがビールが飲みたいらしい

しようがないな・・・コイツらと思いながらも
面白そうだから買ってあげたら
思い切り抱きしめられ熱いキスを音付きでされた

それにしてもインチキコーディネーターは
それ以来、顔を見ることがなかった



恥ずかしいチェックイン


以前取材でモスクワに行った時に泊まった
ホテルウクライナ

チェックインの際、いままで味わったことのない
大恥をかいた

だれひとり、日本語はもちろん
英語で話しかけてくれないのだ

チェックインが出来ずにウロウロしていると
警備のオッサンに声をかけられた

ボクは必死に英語で対応した
「English please…Help me」
これさえも通じない

困り果てたボクはキレた
「誰かフロントで英語を話せる奴はいないのか!」

そうすると少し恰好の良い男が現れた

するとものすごく流暢な英語をペラペラしゃべりまくる
しまった・・・ボクはそこまでしゃべられない

パニックになったボクにその男は言い放った
「コイツはロシア語も英語も話せない奴だ」

周りの人たちに嘲笑をかいまくりながらも

ボクは最後の手段でなんとかチェックインを果たした

その方法とは
ジェスチャーだった





ロシアのうんこ


ロシアでうんこするのは大変だ

この便器・・・何かが変じゃないですか

うんこが落ちるところ・・・変ですね

ふつうは便器に溜まっている水の中に落ちる計算だ

ところが便器の後ろ側にこんもりすることになる

「待てよこれ・・・逆向きに座るのか」
とも考えたがそうではないらしい

その悩みは未だ解決していない




ウソつき


嘘をつけない奴はだめだ

一生懸命、相手に対してばれないウソをつくことが大事

簡単にばれてしまうような嘘をつくのは相手に失礼であり
相手をバカにしている証拠でもある


僕の仕事は世の中に必要もないものを作ること

自分などこの世にいなくとも地球は回り
時間は過ぎ行き
ビートルズはひたすらイエスタデイを唄い
カタツムリは這い回り
猫は子猫を産んで
ニャーと鳴く

テレビでは誰かが何かを作り
スクープだと言ってネタを分け合っている

だからウソをつく

誰ひとり成していないウソをつく
確信犯だ

考えて考えて考え抜いてウソをつく
それがクリエーターの使命だと思います



20131126

排尿は二次関数で


これはロシアのホテルの小便器

身長が174センチあるボクをもってしても
何ともふがいない気持ちになる

〇○〇がギリギリの高さなのだ


・・・とすると、160センチ台の男性は

上方向にオシッコを噴射し
弧を描いて用を足さなきゃならない


オシッコに勢いがありそうならば
ある程度の距離を置かねばなるまい
二次関数を含む計算が大変だ


そして勢いが弱まるとだんだん近づいて

・・・まてよ、フィニッシュはどうなるのか?


そうとうな勇気とテクニックが必要だ


20131125

恐ろしいラーメン


東京駅地下街飲食店で、以前すんごい光景を見た

その店は入店すると左側が居酒屋スペース、右側が飲食スペース

入店するなり「お客さん一杯飲むの?食事?」と聞かれ
食事スペースにスタッフとふたりで向った

ラーメンを食べ終わったころ

居酒屋スペースからフラフラの男が歩いてきた
転びそうになった瞬間
ラーメンを食べている客の肩に倒れかけた

すると肩越しで客が食べている途中のラーメンどんぶりに
いきなりゲロをぶちまけた

それから以降は店内が地獄のような模様が始まった

ゲロにひるんだ客はゲロとラーメンにまみれて逃げ出し

ゲロ男は店中を徘徊しながら
ゲロをゴジラのように動きながら吐きまくり

廊下に出てから店外にあるトイレにまで
そこら中ゲーロゲロにした

ボクは一部始終を目撃したが

その客にとって

世にも恐ろしいラーメンになったに違いない



小樽電機館@ドラゴン鼻血ブー事件


あれは高校受験の帰り道

ボクら4人は中学校で配布していた
映画館「電気館」の割引券を手に「燃えよドラゴン」を
見に行くことにした

客が結構いる中でボクらは受験勉強(?)の疲れを癒した

さすがブルースリー・・・

・・・と思いきや2本目の映画が始まった

「カンタベリー物語」
あぁ、聖書に出てくる話だなぁと思っていたら


な、な、なんと
エログロポルノ映画だった

ボクら4人の純情な中学生は
4人そろって何度も足を組み替えたり
その対応に追われていたころ
事件は起きた
客席やや前側にいたボクらの中でひとり声を漏らした

あの・・・向平君だ
「お、おれ、おれ、鼻血出てきた」

3人で彼をのぞみ込むと
下半身の対応に追われながらも
にやけた顔で鼻血をたらしていた




20131124

そしてボクらはひとつになった


向平くんには吃音があった

中学生のときにクラスからひとり
全校委員長の応援演説をする生徒を
選ばなければならなかった

ボクは学級委員としてそのひとりを
くじ引きで決めようと思い
40枚ほどのくじ引きにひとつだけ当たりを作った

吃音の向平君に当たってはまずいと考え
彼の席が教室右側の一番後ろだったので
左側の一番前から1列ずつ順番にくじを引かせた
クラス全員がそれに賛成した

1列ずつ引いて行ったが誰も当たらないまま
くじ引きはついに最後の列になった

誰しもが「まさか・・・」と思った

彼が・・・まさか・・・向平が・・・

クラスメイトたちが初めて同じことを考えた
ひとつになった瞬間だった
その直後・・・

「おー、おー、おれだー、あた、あたたたったー」
という声が教室に鳴り響いた








赤堀さん

ボクがサラリーマンをしているときに
大変印象深い仲間がいた

それは赤堀さん

       赤「馬場係長、きょう4時に仕事あがっていいですか?」
       馬「えぇ!どうしたの?」
       赤「子どもを幼稚園に迎えに行かなきゃならないんですよ」
       馬「いつもどうしてるんだっけ?」
       赤「いつもは女房が送り迎えしてるんですけど」
       馬「・・・で、奥さんはどうしてきょう、だめなの?」
       赤「いやぁ、実はきょう、女房が仕事で迎えに行けないんです」
       馬「赤堀さんも、きょうは仕事じゃなかったっけ?」
       赤「・・・・・」


その日午後4時、赤堀さんはモジモジしながら帰って行きました





アロハ

あれは中学1年のときの英語の授業

How are you ?
I fine thank you, and you?

という英会話の挨拶の練習を
座席の隣どおしで行うということになった

教壇に向かって一番右側の前に座っていた
加藤君とその隣にいた女子からそれは始まった

加藤君は緊張のあまり顔がこわばっていた

そして彼はもじもじしながら開口一番
「How are you」
と言ったつもりだった

しかし残念なことが起きた
口から出たのは
「アロハ」

教室は大爆笑
教師まで笑いこけてしまった

そのことを以前クラス会で
「加藤・・・覚えている?」と聞いたら
非常に無念そうな顔をして「知らない」と答えた

覚えているに違いないけど
聞いたボクが悪かったかもしれない

せっかくクラス会にやってきたのに
一番辛い話をしたかもしれない

マサヒロ・・・あんときはわるかった・・・

20131123

まいったなぁ


そろそろ仕事しなきゃって
こんなことばかりしている

なかなか視られないシーン



呼び出し君もたまには間違う

下積み時代にはこんな失敗もあるでしょう








20131122

トップサイトの充実

ボク専用のインターネットのTopSiteが
だいぶん充実してきました

オリジナルトップサイトは
結構テンションが上がります
見てやってください













夜の伊丹空港(定点カメラ)



なぜか「オーヤンフィーフィー」歌が聞こえてきそうな
伊丹空港の夜景






Great sumo













ドキュメンタリー


宮本VS伊藤





寄り切って宮本の勝ち



これに懲りずに
がんばれ伊藤

これはドキュメンタリーだ







エンターティナーとは釈迦のこと


エンターテインメントとはなにか・・・

世界初のエンターテイナーは釈迦であると思う
庶民を尊い教えに導くためにたとえ話という手法を用いた

「いいですか・・・たとえば〇〇ということです」と
仏教には縁のない人々に解りやすいように教えを説いた

すなわちこれがエンターテインメント

ポーズではないんです(坊主でもない)

報道に携わっている人たちは
まず台本ありきで自分を見つめます

それはそれで必要なのかもしれませんが

しかしそれでは自分を超えることが出来ない

庶民はもっとすばらしいのです

だからエンターテインメントが必要だと
釈迦は考えたのではないかと思う

会ったことがないので解りませんけど

キリストも人間的にずいぶんいい奴だったと
歴史は伝えている
(彼には会っていませんけど)







20131120

最高の相撲



いまボクはustreamの定点カメラにハマっている
何が面白いかって・・・とにかく面白い

特に面白いのは大相撲
まるでコントのようだ

序2段35枚目などの相撲は滅多に見ることが出来ない
勝っても誰一人拍手などする客もいないのだ

名前も面白い
「島田」vs「加藤」みたいのがザラだ

そうやって考えると幕内力士などというのは
本当にすごいことなんだ

若い人も、けっこう年齢が高い相撲取りもいる

もう少しで場所が終わってしまうので残念だけど
のこりも一生懸命応援したいと思う






20131117

新法案


大変重要な法案が発表されました









20131115

自分だけの top site



自分専用の我が社のtop siteが出来た
Googleもigoogleが終了して味気ないtop siteになってしまったので
面倒くさいけど、この際自分のページを作ってしまった

ネットを立ち上げるとこれがポーンと立ち上がる
そうすっと少しテンションがあがります
自分専用だからよけいな文字も何もないけど
楽しい気分で一日が始まる






20131112

My day-to-day ボクの日常


チェブラーシカが悪い奴に変身します

こんなことやってるって・・・
ほんとにヒマなんだオレって







20131109

次の仕事

映画の編集も終わって
次の仕事が始まるまで何でもやろうと
いろいろ編集やら演出やら探している最中

ちまちましているバイトみたいな仕事だけど
一応小さな仕事が見つかった
今日の打ち合わせはとてもすばらしそうな好青年で
野心たっぷり、面白そうな男だった
何か一緒に仕事ができると良いなと思えるナイスガイだった

次の番組始まるまで
札幌ススキノの夜のバイトをしようとまで考えたけど
どうかな・・・面白そうなんだけどなぁ

でも今月からぼちぼち
あの番組も用意しなくちゃいけません

悩みつつ・・・

いつの間にか寒くなって来ました
札幌は寒いんだろうな・・・






20131107

王様の耳は・・・



どうしても言いたい秘密は今のうちにバラしておかないと
罪に問われるかも知れない







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