20131129

ロシア風日本人になった話


モスクワ大学はまるでお城のような建物だった

この大学のジンチェンコ教授を訪ね、
「記憶を失わないDNA」を取材しにいった


夜になり正門が閉じてからの時間、
構内に入ろうということで教授とボクは
警備室の前を通ることになった

教授はもちろん顔パスだったが
すぐ後ろを歩くボクを警備は呼び止めた

警備員「この怪しい東洋人は誰だ?」
教授「あぁ、コイツは日本人でババコフ」という奴だ
警備員「そうか、じゃぁ入ってよし」

教授室に入ることが出来てボクはすぐに質問をした

馬「さっきはなんと言われたの?」

教授「お前の名前を聞かれたからババコフだと答えたんだ。
悪いなぁ、ロシアじゃオバァさんのこと ババ と呼ぶので
お前は男だからロシア風にコフを付けたのさ」

へぇ〜って

ロシアでもババァというそうだ

それにしてもあの警備員
なぜボクが日本人なのにロシア風の名前がついているんだ?
と疑問に思わなかったのかなぁ


Babakob=それからしばらくの間、
ボクはババコフを名乗ることになる


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