20080529
生きているなぁ
地方へきて幸せを感じるときがある。
それは出会いだ。
たまたま、偶然、思っても見ない出会いがある。
いま撮影で、ボクは金沢にいる。
一緒に仕事をしているプロデューサーとは妙に気が合う。
聞くと誕生日が僕と一日違いだったりする。
飲みにいくと今日始めてこの店で働きだした子もいる。
みんな生きていることを実感するように出会いがある。
写真のこやつはチーフだ。
出来すぎの前髪が妙にかわいらしい。
明日からロケが始まる。
寝るか・・・
20080528
どっかーん
徳島といえば鳴門。鳴門といえばうず潮だ。
われわれ探検隊は、ラーメンも食べるが冒険もする。
どっかーん、と音がしたと思ったらカメラマンと
ディレクターが船の中でしりもちをついた。
うず潮はすごい勢いでグルグルだ。
瀬戸内海と太平洋が交差するここ鳴門の海に、
潮汐の関係で2メートルもの段差ができている。
そこにわれわれ探検隊が乗った小さな船は、
勇敢にも突っ込んでいったのだ。
船を動かしている若い操縦士は、
先輩になにやらしかられている。
どうやらなにか失敗したらしい。
「おまえ、なにをしているんだ!」
「すみません…だ、だだ大丈夫でしょうか?」
「ええい、もうこうなったら仕様がない・・・」
「そんな、いいんですか?」
「今日の客は探検隊らしいから、多少の危険は・・・」
などと話をしていたのかもしれない。
こわかった。
写真はうず潮の中で、船がくるくる回っていたときの写真。
このまま飲み込まれて、ふたたび浮き上がったら
ブラジルでした、なんてことはないか!
20080526
ダンサー南村千里
イギリスで活躍するダンサー「南村千里」は、
コンテンポラリーダンスの登竜門「The Place Prize」で
174名の中から上位20名に選ばれ、
8月に行われる上の大会へ進出する、
同じ日本人として、とても名誉に思う。
彼女の耳は、まったく聴こえない。
普段は音を身体で感じながら、ダンスを踊るのだという。
その彼女がいま踊っている「canon for duet」という
曲を編集したのが、じつはボク。
「人の声を映像によって表現したい」とのことで、
頑張った。
「人に不可能はないな」と思うと同時に、
なんてボクはすごいんだろう(とても冗談)と
感心している。
20080525
だから言ってるぢゃないか
われわれらーめん探検隊は、中国四国一周お麺路の旅で
中国地方を制覇し、いよいよ本格的(?)なお麺路に突入。
白衣(はくえ)をまとい、四国を一周した。
今回は「体験と出会い」をテーマに、とにかく楽しんできた。
香川県三豊市で「浦島太郎」を名乗る怪しいじいさんに出会う。
皆はこのじいさんに「元々何をやっていたのか」と聞くが、
それを聞かれると辛そうな顔をするので、
「だから浦島太郎なんだってば」とボクはフォローしてあげた。
そういえば、ボクはいつから馬場晃なんだろう
いつからでもないかもしれない。
名前など単なる便利な記号みたいなもの。
あと数十年もすると跡形もなくこの世から消え失せている。
そう考えると、このじいさんはすごい。
なにせ浦島太郎なのだから。
20080524
日本のどこかに♫
どうやらあの山口百恵は、
座っている両袖の椅子から立ち上がるとき、
お尻がハマって抜けなくなるほど太ってしまったらしい。
新幹線で駅に着くときに流される
「♫ あぁ、日本のどこかに・・・私を待っている人がいる ♬」
という音楽が流れるたび、その姿を想像してしまう。
そういえば大好きだった「天地真理」の現在を考えると、
うなづける。
写真は「はんつ遠藤」こと、はんつ遠藤氏。
四国を一周しながらラーメンを食い尽くすという
過酷なロケを終え、東京へ戻るときのスナップ。
明日から6日間で、18杯のラーメンをリポートするらしい。
うむ、こやつはすごい。
20080518
へろへろへろ
台東区にあるボクの事務所は、ちょっと駅から遠い。
たくさん使える路線と駅がある・・・ということは
何処の駅からも中途半端なのだ。
おまけに、ちょっとわかりにくい。
たまに遊びにくる局プロデューサーのY氏も、
その度に道に迷っている。(まぁ、彼は特別だが・・・)
じつはここを契約した翌日、もう一度みてみようと出かけたが、
契約したはいいが、ボクも道に迷ってたどり着かなかった。
最近、事務所のボクの頭の後ろの方でビルが建設中だ。
今日は日曜日なので、とても平和な一日だったけど、
普段はこうだ!
再生注意!うるさいからね!
ボリューム注意!
毎日へろへろになっている。
泣きたい気持ちでゴールインだ。
20080517
レトルト「アハ」
ラーメンを食べながら日本一周を目指している。
これまで北海道、九州、東北6県をすべてまわり、
そしていま中国四国地方を一周している。
来週は6日間をかけ四国を一周する。
北海道一周のときは、13日間で48杯食べ続け、
九州は38杯、東北は42杯くらい、
中国地方は今のところ8日間で17杯と、
少しおさえ気味のスタートだ。
「四国に美味しいラーメンなんてあるの?」と聞かれた。
どっこい、うどん文化花咲く四国の島には、
素晴らしいラーメンがたくさんある。というか、
ご当地ラーメンを作ろうと、多くの人々が努力している。
香川県にある「はまんど」さん始め、徳島ラーメン、小松島系、
高知の鍋焼きラーメンに、愛媛のチャンポンなど、
色とりどりで、今から出発が楽しみだ。
徳島ラーメンには生卵が入るのだが・・・
最近のマイブームは、レトルトカレーを温めるとき、
一緒に生卵を入れる。
4分待つと、極上(?)の半熟ゆで卵カレーが出来上がる。
このアイデアに気がついたのは、最近のこと。
ボクの頭の中で「アハ」がはじけた瞬間だった。
20080516
いままで生きてきた中で、いちばん幸せ
オリンピックが大好きだ!
「近代オリンピック100年」なんて本を、
2万円も出して買うほど好きだ。
毎回、素晴らしいプレーには涙を流してテレビ観戦する。
ロスアンゼルスオリンピックの女子マラソンで、
ふらふらになってゴールしたスイスのアンデルセン選手なんか、
涙なくして見ること出来なかったなぁ!
長野オリンピックの団体ジャンプで、
原田選手が放った言葉「ふなひ〜」が放送されるたび
胸が熱くなる。
しかし、なんと言ってもバルセロナの岩崎恭子。
スタート直前のVTRに一瞬映る
しょぼい応援団
がまた泣かせる。
日本のマスコミもまったくノーマークだった。
ベルリンオリンピックでNHKアナウンサーが
「前畑がんばれ」を24回も叫んだことがあったけど、
この解説者がゴール直後に叫んだ「やったぁー」のひと言に
えらく感動しちゃうんだな、これが。
このブログをアップしてプレビューしたら、
また泣いちゃう
ところで49年も生きてきた俺の人生の中で
「いちばん幸せ」だったのはいつのことだったか・・・
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